第二十二話:静穏と初々しさ

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             『バイカウツギ』 

 

 「夕鶴」のおつう役で一世を風靡した山本安英さんをご存知でしょうか。

 新劇の大女優でした。20年前の今月20日が命日です。

 あのかたの言葉にこんなのがあります。

 「静かにいくものは すこやかに行く 

  健やかにいくものは とおく行く」

 またこういうのもあります。

 「初々しさが大切なの

  人に対しても 世の中に対しても

  人を人とも思わなくなったとき

  堕落が始まるのね 

  墜ちてゆくのを 隠そうとしても

  隠せなかった人を何人も見ました」

 ひとつの道を極めんと一生涯ずっと弛まず精進されたひとの言葉です。

 平易な言葉で綴られた、でも、実に深い言葉です。

 

 「静謐と初々しさ」

 忘れぬようにしたいものです。

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