第百四話:『二月が逃げた』

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庭の牡丹の新芽

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 睦び月(むつびつき)の職員研修、如月二日の内覧会、そして遂には六日の開院日。それからほぼ三週間が経過した。患者は当初の予想と異なり、さほどはやって来ぬけれど、何やかやと多忙を極めた。

 ひとつの事業が始まるときには当然のことではあろうがね。一週目五十九名、二週目六十八名、三週目七十七名と、まあ徐々にではあるが患者数も増えつつある。有り難いことと云うべきか。

 良く云われる言葉に、「一月行く、二月逃げる、三月去る」があるけれど、 4月からの消費税、診療報酬改定やらへの対応で、三月があっという間に去るのはほぼ確実。

 明日から弥生三月。「弥;いや」は「いよいよ」とか、「ますます」との意味。「生;おい」は生い茂るの言葉通り、草木が芽吹き生い茂るの意。草木いよいよ生い茂る=「いやおい;弥生」となったものらしい。

 二月が逃げた、三月が去ったと騒ぐこと無く、「まあ、ぼちぼちでんな」と悠然と構えていきましょうかね。その内、如来山内科・外科クリニックも“いやおい”となるでしょう。

 皆様どうぞ御身体御自愛下さいませませ。

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