第百九話:『独り言のてっつぁん その壱』春風とともに、えろう久しぶりに、てっつぁんがやってきました。もう七十五歳にもなろうかする樵です。筍診療所の中でもとりわけ際立ったキャラの爺さんです。 「どうしたの、どっか具合いでも悪いんかい」 と筍が訊ねます。 「いやあ…Categoryいろいろな患者さんLove it 0