でてもらいまっせ さらちにしまっせ かくごしてもらいまっせ おお まっせ まっせ こわいひとがきまっせ まっせ まっせ このよは まっせ かねのよオでおまっせ   とんできまっせ ながれてきまっせ…

  (前段略ス)身をも人をも頼まざれば、是なるときは喜び、非なるときは恨みず。左右広ければさはらず。前後遠ければ塞がらず。せばきときはひしげくだく。心を用いること少しきにしてきびしきときは、物に逆らひ、あらそい…

  九十三歳になるお母上を看取るべく、三ヶ月間に亘り、兄弟姉妹四人が交代で二十四時間付き添った。いよいよという最後の晩、親戚一同が集まってお母上を見守っていた。そのうち、お襁褓を替える必要が生じたので看護婦さん…

    「値段の高い薬ほどよく効く」 クリニックの支払いは高い、高いと文句をいうが、効きもしない得体の知れぬ通販などの馬鹿高い健康食品は喜んで買っとる。「値段が高い薬はいい薬、だから効く」のではなく、…

  「可意」    良寛 無欲一切足   欲無ければ一切足り 有求萬事窮   求むるあれば万事窮す 淡采可潦餞   淡采餞を潦す可く 衲衣聊纏躬   衲衣聊躬に纏う 獨往伴麋鹿   独り往いて麋鹿を伴とし 高歌…

病診連携の深化を阻むいまひとつの要因、それは病院に勤務する医者と開業医の間に横たわる深い溝です。一言で云えば、勤務医は在宅のことを知らず、開業医は病院医療のことを知らぬのです。勤務医は、退院後、患者さんが如何なる生活環境…

  『山中の月』 真山民、姓も名も出身地も出生年代も全て不明。専ら山中に隠遁し、自らを真山民と称す。詩編一編を残す。 「山中の月」  真山民 我愛山中月 烱然掛疎林 為憐幽独人 流光散衣襟 我心本如月 月亦如我…

さくらは主として北半球の温帯に広く分布。美しい花の咲く種類はアジア、特に日本列島が中心で、多くの種類が集中している。春、白色、薄紅色から濃紅色の花を開く。古来、桜は花王と称され、花と云えば桜を指した。日本の国花。 さくら…

 河童伝説は日本全国至る所にあります。河の童、河のわっぱ、がわっぱ、がっぱ、かっぱと呼ばれるのでしょうか。また、河太郎という呼び名もあります。これが訛って、がいたろう、げーたろう、がたろうと呼ぶのでしょう。  河童は、頭…

眼の見えんお千代は平気じゃった。身の丈六尺五寸、髭ぼうぼうで顔中毛むくじゃら、眼だけが爛々と光る松太郎の姿を見れんのじゃから。 「どうかきやってけれえ(許してやる)。こん(この)にんにこ(握り飯)やるけ、きやったって」 …

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