第五十話:『ちちははの記』 ちちはは老いたまふ ちちはは腰曲がりたまふ 背戸の茶の木畑に 夕日かげりて ちちはは小さく見えたまふ その息子不幸者にして 肋膜なんぞわずらい 六尺に寝そべり 指鳴らすわざ 習わむとすれ…Category詩歌、短歌、俳句Love it 0