第八十三話:『茨木のり子さんへ捧ぐ』 例年、立春から雨水が近づく頃になると、いつもある詩人のことを思い出します。 茨木のり子さんです。御命日が如月の十七日。ご自宅でお独りで亡くなられていました。享年七十九歳でした。 いかにも茨木のり子さんらしい御最後で、貴…Category詩歌、短歌、俳句Love it 0