第百話:『朝の散歩への誘い その弐』 だいぶ明るくなってきたね。そうそう、ほら、あそこを見て。山の斜面に細い道がずっと続いているでしょ。何が通う道か、判るかい。鹿や猪がね、夜毎、川へと下る通い路なんだよ。そう獣道なんだよね。夜遅くに通りかかるとさ、出会すん…Category生きる哲学Love it 0