当院で接種可能な予防接種(小児)

定期予防接種

小児用肺炎球菌・ヒブ・B型肝炎・☆ロタウイルス(1価、5価)・四種混合・☆BCG・☆麻疹風疹(MR)・☆水痘・日本脳炎・二種混合(DT)・子宮頸がん(HPV)

任意予防接種

☆おたふく・インフルエンザ・男性のHPV

※ 定期接種時期に接種できなかったワクチンは、自費で接種することができます。
※ ☆は生ワクチンです。

任意予防接種料金(税込)

おたふく¥5,500(2回接種)
HPV(ガーダシル4価)¥17,600(3回接種)
2回目:初回接種より2ヶ月後
3回目:初回接種より6ヶ月後
インフルエンザ¥3,500
12/11~¥4,000/回
(2回目接種は¥3,000)
12/11~¥4,000/回

※利用券・補助券がある方は、接種当日必ず持参して受付に提出してください

予約

予防接種は予約制です。(インフルエンザは12/11~は予約不要)

TEL 052-689-0900(AM9:00-12:00 PM4:00-6:00)

前回接種歴をお伺いいたしますので母子手帳の準備をお願いします。
予約をいただいてからワクチンの手配をします。
また、予約枠の関係で希望日時に添えない場合があります。早めの予約をお願いいたします。

当日持参していただくもの

・診察券
・母子手帳(中学生以下は母子手帳をお忘れの場合接種できません)
・予診票
・保険証、こども医療費受給者証

当院の特徴

・接種当日に次回ワクチンの案内と次回接種予約を取る事によりスムーズな接種が可能となります。
・細い針(極細針 )を使用します。
⇒当院では一番細い針27Gを乳幼児には使用しています。
・希望により貼付用局所麻酔剤を使用します。
⇒テープ型の皮膚に貼る麻酔薬(ペンレステープ)があります
針を刺す時の痛みを緩和するものです

<麻酔テープ使用のデメリット>
・副作用の危険性(非常に稀ではあるがないわけではない)
・注射の1時間前に貼付が必要
・事前にクリニックで購入しないといけない(60円/枚)
(接種時に次回分のテープを購入することで来院回数は増えない)

予防接種を受ける際の注意点

・中学生以下の方は「母子手帳」は必ずご持参ください。お忘れの場合接種できません。
・予防接種は体調の良い時に受けるのが原則です。
⇒37.5℃以上の発熱があった場合は接種することができません。
※体温は来院してから測定しますので予診票の体温欄は記入しないでください。
・注射生ワクチン(MR、麻しん、風しん、水痘、おたふく、BCG)の接種をした場合は、接種後4週間は注射生ワクチンの接種することができません。
・不活化ワクチンおよび経口生ワクチンの予防接種をした場合は、翌日から他のワクチンを接種することができます。
・接種予定のワクチンについては、母子手帳や予診票等の説明をよくお読みいただき、必要性・副反応についてよく理解した上で接種してください。
・本人、または周りの方の罹った病気によっては1週間以上あけなければいけないときがあります。ご不明なことがある場合はご相談ください。
・接種後に、ぐったりする、呼吸が早く苦しくなる、胸がドキドキする、顔色や唇の色が悪くなる、急に咳が出るなどの症状が出る場合があります。
・接種後しばらくは異常がないか院内で様子を見て帰宅していただきます。(15分ほどの待機)

お子さんが予防接種を受けることになったとき

子どもにとって病院はとても嫌な場所でもあります。子どもは体の成長とともに心も成長していきます。
それぞれの子どもにとって違いがあり、身体や運動能力と同様心の発達の仕方もさまざまです。

乳児期(0-1歳)⇒お父さん・お母さん・身近な人に頼らないと自分では何もできない時期です
幼児期前半(1-3歳)⇒言葉も少しずつ増え、意思表示ができ自己主張も強くなります
幼児期前半(3-6歳)⇒周りの人との関わりも増え、言葉やルールなど理解が進みます

乳児期はまだあまりわけがわからないこともあり、親が病院に連れて行き、決められた予防接種を受けさせます。
幼児期くらいになると、病院=注射・検査・痛い・怖い、大人に押さえつけられる恐怖・・・といったイメージが出来上がっていることもあります。
この体験をこども側から見ると、親にだまされたことで、もう誰も信じられないという不信感を抱いたり、何をされるのか分からない中で注射されたことで怒りを感じたりしているかもしれません。

大切なこと!

『事前に伝える』

子どもにとって、突然ほど怖いことはありません。前もって注射があることを伝えましょう(2~3歳には数時間前、4~6歳は前日までには伝えます)。そして、なぜ予防接種をした方がよいのか、きちんと理由を伝えることが大事です。「お医者さんごっこ」「注射ごっこ」などデモンストレーションを通じて恐怖を和らげることができます。ぬいぐるみやお人形を相手にするのもお勧めです。
「何をされるか知らない」よりも「何をするか知っている」方が恐怖心が少なく、痛みも軽減するといわれています。また、「やられた」ではなく「できたよ」という自信をもつことができれば、その体験はポジティブなものとなりえます。

『子どもの思いを受け止める』

「嫌だー」⇒「嫌だよね、そうだよね」
「痛い」 ⇒「痛いよね、痛かったよね」

『終わったら、頑張れたことを誉める』

ギュッと抱きしめたり、よく頑張れたね、など頑張りを誉めてあげる⇒ 子どもにとって自信につながる

NGワードは、『痛くないよ』

⇒『チクっと痛いけど頑張ろうね!』

注射の場合、針を刺すので痛みは伴います。親が子供に嘘をついてはいけません。
『お利口さんにしてないと、お医者さんでチッくんしてもらうよ』

⇒『悪い病気にならないように、チッくんしてもらおう』

病院での診療は悪いことしたバツではありません。なぜ必要かを伝えてあげて下さい。
『終わったら、ご褒美あるよ、買ってあげるよ』

⇒『できたね!頑張ったね!すごいね!』

物でつると、条件がないとチャレンジできなくなります。「できる」前ではなく「できた」事に対するご褒美としてあげて下さい。

子どもがこれから体験(経験)することを、その子に合わせてわかりやすく説明し、泣いても時間がかかっても「できた」「やれた」「頑張れた」ということを、実感できることが、子どもの自信につながります。