2017年10月12日

花粉・アレルギー外来

花粉症外来/アレルギー外来

今や国民の2~3人に1人は何らかのアレルギー疾患(花粉症、食物アレルギー、じんましん、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、手湿疹、薬疹、喘息等)にかかっていると言われており、今後さらに増えると言われています。アレルギー患者は、1つの疾患がよくなったと思ったら別のアレルギー疾患にかかったり、体の複数の部位に多彩なアレルギー症状が誘発されたりもします。
当院では、アレルギー症状を有する人に対し、血液検査でアレルギーの原因を探ることができます。また、スギ花粉症の方に対しては、舌下免疫療法も実施しています。

アレルギー検査『View39』

この検査を行えばトータル39種類のアレルゲンがわかります。

吸入系、その他アレルゲン

【室内塵】:ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト
【樹 木】:スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)
【草本類】:カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
【真 菌】:アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア(属)
【動 物】:ネコ皮屑、イヌ皮屑
【昆 虫】:ガ、ゴキブリ
【その他】:ラテックス

食餌系アレルゲン

【 卵 】:卵白、オボムコイド
【牛 乳】:ミルク
【小 麦】:小麦(実)
【豆・穀・種実類】:ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米
【甲殻類】:エビ、カニ
【果 物】:キウイ、リンゴ、バナナ
【魚・肉類】:マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)について

現在、日本人のおよそ4人に1人が花粉症だと言われています。症状が現れやすいのが、鼻(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)と目(かゆみ・充血・涙)です。その他、体がだるい、熱っぽい、イライラする、喉・顔・首がかゆい、集中力の低下といった全身症状を伴うこともあります。

花粉症のメカニズム

花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体がつくられます。この抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、花粉症の症状を起こすのです。
去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった・・。それは、これまで蓄積されていた抗体が一定量に達してしまったからなのです。

花粉症の診断

「花粉症かな?」と思ったら、自分で判断する前に本当に花粉症なのか、他にどんなものに反応しているのか病院で検査しましょう。
検査代は5000円程度(3割負担の場合)がかかりますが、39種類のアレルゲンがわかります。

花粉症の治療

◎ 対症療法(症状を抑える)
内服薬、点鼻薬、点眼薬を使った薬物療法、レーザー手術
◎ 根治療法(完全に治す)           
アレルゲン免疫療法
–花粉症の原因となっている物質(=アレルゲン)を少ない量から取り入れ、徐々に増やして、免疫を獲得しようという治療法です。花粉に反応する体質自体を変えていこうという考えです。治療には2~3年かかりま
すが、花粉症が治り得る唯一の治療と言われています。 これまでは注射で行われていましたが、最近ではもっと手軽な「舌下免疫療法」に関心が高まっています。

アレルゲン舌下免疫療法とは

『スギ花粉症』の方が対象となる治療法です。
減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、からだをアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
♦アレルゲンとは?
・アレルギー症状を引きおこす原因となるもの。
・スギ花粉症であれば、スギ花粉がアレルゲンとなります。
♦アレルゲン舌下免疫療法の特徴
・アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑える可能性のある治療法です(症状が完全に抑えられない場合でも、症状を和らげ、薬の使用量を減らすことも期待できます)
・アレルゲンを投与することから、アレルギー反応が起こる可能性があります
・治療は3~5年間継続する必要があります。6月頃から治療開始することで、来年の花粉症の時期に効果が得られます!(花粉症シーズン開始時からの治療はできません)

Scroll Up