第百七十三話:『つれづれわぶるひと』 つれづれわぶるひとは、如何なる心ならん。まぎるるかたなく、ただひとりあるのみこそよけれ。世にしたがへば、心、外の塵に奪われて惑干やすく、ひとに交われば、言葉よその聞に随ひて、さながら心にあらず。ひとに戯れ、…Category生きる哲学Love it 0