性急すぎる夢追いに疲れ果てたとて眠られぬ程の愚かしさよ。もともとに大した夢ではなきものを、散じ果てたと嘆くほど甲斐あるものと思いしか。所詮、おのれが身の程はさほどのものと思い知るべし。夜の永きの徒然に、何冊かの書棚の本を手に取りて、その白きページの文字列を、ただ漫然と眺め居る。エンヤの”Wild Chid”が部屋に小さく響く。知らずその調べに心漂う。暁闇の空には鈍く光る下弦の月。
Ever close your eyes
Ever stop and listen
Ever feel alive
And you’ve nothing missing
You don’t need a reason
Let the day go on and on
Let the rain fall down
Everywhere around you
Give into it now
Let the day surround you
You don’t need a reason
Let the rain go on and on
What a day
What a day to take to
What a way
What a way
To take it through
What a day
What a day to take to
A wild child
Only take the time
From the felter skelter
Every day you find
Everything’s in kilter
You don’t a reason
Let the day go on and on
Every summer sun
Every winter evening
Every spring to come
Every autumn leaving
You don’t need a reason
Let it all go on and on
目を閉じて
立ち止まって
じっと耳を傾けて
生きていることを実感できたなら
あなたは何一つ失ってはいない
理由なんて要らない
一日がただ過ぎていくままに任せればいい
貴方の身の回り中に
雨を降りたいだけ降らせなさい
その中に身を投げ出して
一日中降り込められていればいい
理由なんて要らない
雨が降るに任せればいい
全く何という日なんだろう
上手くやり過ごすのはとても大変
全く何というやり方なんだろう
上手くやり遂げるのはとても難儀
全く何という日なんだろう
上手く切り抜けるのはとても困難
ひと慣れしない幼子にとって
てんやわんやの大混乱の中でも
ほんの少しだけ休息をとりなさい
毎日が全て順調になっていくことが判るはず
理由なんて要らない
一日がただ過ぎてゆくに任せればいい
夏の太陽にも
冬の夕べにも
やがて来る春にも
去り往く秋にも
理由なんて要らない
季節が過ぎ行くに任せればいい
2 Comments
星降る村の下っ端
2013年10月27日
大人になればなるほど、欲に埋もれて日々忘れがちな大切なこと。
欲がなければ意欲も出ない。欲が悪い訳ではないけれど。
でも見失いたくない、見失って欲しくないことですね。
ただただ、ありがとうございます。
takenoko
2013年10月27日
星降る村の下っ端さん
いつも心こもったコメント有り難うございます。感謝しております。
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