第四十二話:『眠られぬ』 性急すぎる夢追いに疲れ果てたとて眠られぬ程の愚かしさよ。もともとに大した夢ではなきものを、散じ果てたと嘆くほど甲斐あるものと思いしか。所詮、おのれが身の程はさほどのものと思い知るべし。夜の永きの徒然に、何冊かの書棚の本…Category生きる哲学Love it 0Page 6 of 6Prev 1 … 4 5 6