「早春賦」 春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず   氷解け去り 葦は角ぐむ さては時ぞと 思うあやにく 今日も昨日も 雪の空 今日も昨日も 雪の空 …

  あまりに有名な唱歌、“卯の花の 匂う垣根に ほととぎす はやもきなきて しのびねもらす 夏はきぬ”。 卯の花とはいったいどんな花なんだろうと居りましたが、なかなかそれを知る機会がありませんでした。 朝の散歩…

  梅雨のこの時期は、紀州の山間ではきっと笹百合が咲き始めているころでしょう。杉や檜の樹間に山肌を見上げると、雨粒に濡れやや傾いだ笹百合の群生を見ることができるのです。残念なことに最近では猪の食害や、都会からや…

お問合せ先        052-689-0900